日本人は道路にお金がいる、ないから造れないという。それは金持ちの貧しさ。お金がないなら、さしあたり舗装をすることはない。雨が降れば水はたまるが、定期的に整備して砂利をまけば使える道路を私は(世界で)見てきた。曾野綾子はウヨみたいなので嫌いなのだが、これは名言だと思う。
むかし教科書(?)かなんかでこんな話を読んだことを記憶している:
- 昔からの道路。雨が降れば泥濘になる。人は文句を言った。
- ある日、役所のトラックが来て砂利を撒いた。
- 砂利や石ころは迷惑だと人はまた文句を言って砂利をけっ飛ばした。砂利は黙っていた。
- 砂利はみんなに踏みつけられて、やがて地面と一体になった。道路は固くなって雨が降っても泥濘とはならなくなった。
- 人は固い道を快適に歩けるようになって、やっと砂利のことをありがたいと思った。
そう、今の世のニッポン人は甘えすぎ。文句を言えばお金はどっかからやってくると思っている。世界中がビンボーになったのだから、そういうことはない。みんなそれなりの生き方を模索しなくてはいけないのである。
5 件のコメント:
20数年前に就職した頃は希望する自治会に砂利を配布し道普請をしていましたが、「農道整備」でどんな田舎道も舗装と化しすっかり無くなりました。
梟猫さん、おひさ。お元気ですか? 最近からだと頭が鈍ってしまって、fj.chat みたいなノリは出せなくなりましたが、よろしくお願いします。
そうですね、いまの農道は全部舗装道路。でも山中湖付近の別荘地はまだ砂利の質実剛健道路が多いです。でもジムニーに乗ってますから、平気平気。分限相応。
「この世界=ジャーナリズム」でキライな3人のおんな。桜井よしこ、上坂冬子、曽野綾子。内容がキライ(思想偏重、無教養。よって話を聞かなくても、読まなくても言っていること、書いていることは分かる)。語り口がキライ(虫唾が走る。曽野のざーます言葉は何様?)。顔がキライ(ノーコメント)。
散人さん、あなたはエライ。いや、本当に。
いやあ、是々非々ですよ。あの櫻井よしこですら、たまにはいいことを言いますよ。好き嫌いは別ですが。
また始まりましたか・・・曾野綾子はいつもアフリカでは世界ではと、貧困に苦しむ者をダシにしてはただ、日本人は甘えている。格差は無いなどとまるで日本経済の現実を無視した寝言を垂れ流していますね。ご本人がいつ首を切られるか分からない工場派遣業で日々つつましく額に汗して暮らしているならばまだ説得力も持ちますが、文化庁だの日本船舶振興会だのにぶら下がり禄に働きもせずして別荘持ち
そんな半人前が言っていい台詞じゃないと思います。
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